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Evernote創業者のリービン氏、Web会議を効果的にする「mmhmm」立ち上げ

Evernote創業者のフィル・リービン氏が、新型コロナでWeb会議が続く中、不満に思っていた不足機能を盛り込んだアプリ「mmhmm」を発表した。ZoomやYouTubeで使える仮想カメラのようなツールで、仮想背景やスライドショー、エフェクトなどが使える。

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 米Evernoteの創業者でAI関連企業支援スタジオAll TurtlesのCEOを務めるフィル・リービン氏は7月7日(現地時間)、Zoom、Google Meet、YouTubeなどの動画システムで使える背景やエフェクト追加アプリ「mmhmm」を発表した。今秋一般公開の予定で、現在招待制でプライベートβユーザーを募集中だ。まずはmacOS Catalinaをサポートしており、今後モバイル版とWindows版もリリースする計画だ。

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「mmhmm」を紹介するフィル・リービン氏

 アプリ名の「mmhmm」は米国人が「ふむふむ」というような時に発する音。リービン氏は「ものを食べながらでも言える名前が大事なんだ」と語る。

 新型コロナウイルス感染症対策でずっとWeb会議システムで仕事をしてきたリービン氏は、「正直言ってWeb会議システムの体験は好きじゃない。箱に頭をつっこんだまま、コラボもできなければプレゼンも効果的にできない」と不満を持ち、この不満を解消する目的でmmhmmを開発したという。

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 mmhmmは他の動画ツール内で使える仮想カメラのようなもので、仮想背景やスライド、別の動画などを合成できる。記事末に転載した紹介動画では、スマートフォンの画面を背後に表示したり、ゲーム実況のように自分のサイズを小さくして画面左下に移動したり、グラフの中に半透明に表示したりして見せている。

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 さらに、他のmmhmmユーザーとプレゼンテーションをコラボレーションすることもできるという。録画したプレゼン動画は、視聴者が一時停止して表示されているスライドを拡大することもできる。

 米The Vergeによると、米VC大手のSequoia Capitalなどがmmhmmに450万ドル出資したという。


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