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携帯3キャリア、九州4県と中部2県で無料Wi-Fi提供 豪雨受け「00000JAPAN」開放
福岡県、熊本県、大分県、鹿児島県、岐阜県、長野県全域で災害用SSID「00000JAPAN」が開放。このSSIDを使えば、通信各社との契約がなくてもネットに接続できる。
無線LANビジネス推進連絡会に加盟する携帯3キャリアは7月9日、3日から続く「令和2年7月豪雨」を受け、災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)の提供を始めた。対象は福岡県、熊本県、大分県、鹿児島県全域。このSSIDを使えば、通信各社との契約がなくてもネットに接続できる。10日には、岐阜県と長野県でも提供を始めた。
ソフトバンク、KDDI、NTTドコモ、公衆無線LANサービスのワイヤアンドワイヤレスが9日正午から順次無料開放。安否確認や情報収集などに使用できる。岐阜県と長野県には、10日正午から順次提供を始めている。
00000JAPANは、大規模災害時用の統一SSID。冒頭に「00000」を付けてSSIDの検索結果上位に表示されるようにし、「JAPAN」を付けて海外からの救援者にも理解しやすくしている。
中部地方にも及んだ豪雨の影響を受け、8日には岐阜県加茂郡富加町と長野県松本市も00000JAPANを提供したが、どちらも既に停止している。
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