資生堂は7月13日、手指消毒液を8月上旬に一般発売すると発表した。東京都内から順次販売エリアを広げる。価格は未定。
手荒れに配慮した手指消毒用アルコールで、ポンプ付きと付け替え用を販売する。いずれも本体容量は500ml。
エタノール濃度76.9〜81.4%で、グリセリン、トリイソクタン酸グリセリンなどを添加。厚生労働省から指定医薬部外品の承認を得た。
東京都内のドラッグストアやスーパーマーケットなどから販売を始め、販売エリアを拡大していく。
同社は4月、新型コロナウイルス感染症の広がりで品不足となっていた手指消毒液の生産を開始。医療機関などを中心に提供していたが、一般向けの要望が多く寄せられ販売に踏み切る。
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