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Zoom、専用のWeb会議デバイスを発売 第1弾は在宅勤務向け27型ディスプレイ搭載 559ドル
Zoomが在宅勤務用のWeb会議デバイスを8月に米国で発売する。価格は559ドル。
Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは7月15日(現地時間)、在宅勤務向けのZoom専用デバイスを示す製品ブランド「Zoom for Home」を発表した。第1弾として、Web会議デバイス「Zoom for Home - DTEN ME」を8月に米国で発売する。価格は559ドル。
Zoom for Home - DTEN MEは、タッチ対応の27型モニター(1080p)と3つの内蔵カメラ、8マイクアレイの他、有線LANポートやWi-Fiを搭載する、Web会議のオールインワンデバイス。
Web会議をしながらドキュメントの共有ができる機能や書き込みができるホワイトボード機能を搭載する他、カレンダーやミーティングの設定なども可能。利用にはZoomアカウントの登録が必要。
サイズは、616(幅)×391(高さ)×104(奥行き)mm、重さは約6.5kg。
映像機器などを扱う米DTENと開発。在宅勤務時のWeb会議に専用デバイスを用いることで、「没入型で生産的な働く環境を実現する」(同社)としている。
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