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AppleとGoogle、世界絵文字デーに新絵文字を披露
「世界絵文字デー」の7月17日、AppleとGoogleがそれぞれの次期モバイルOSに追加するUniode 13.0ベースの新しい絵文字をいくつか披露した。
米Googleは7月17日(現地時間)、世界絵文字デーを祝して、今秋公開予定の次期Android OS「Android 11」で追加する予定の新しい絵文字をいくつか紹介した。117の新絵文字を追加する予定だ。
新絵文字は、Unicode Consortiumが1月に発表した絵文字セット「Emoji 13.0」をベースにしたもの。飲食物ではタピオカドリンクやタマル(南米料理)、ティーポット(ティーカップは既存)などが登場する。
この他、木の切り株、魔法の杖、マンモス、心臓なども追加される。
また、モントレーベイ水族館とビクトリア昆虫動物園の専門家と協力し、生き物の絵文字を改善した。
米絵文字専門サイトEmojipediaは同日、米AppleからiOS 14で追加する絵文字のプレビューを受け取ったとしていくつか紹介した。
タマルはAndroid版よりかなりリアルだ。全体的にAndroid絵文字より立体的に見える。
Emojipediaは、新しい絵文字の提案が実際に採用されるまでには約2年かかるので、新型コロナウイルス感染症関連の絵文字が登場するのはまだ先だと説明した。
Appleのティム・クックCEOは同日、マスクをしている人のMemojiを披露した。MemojiはApple独自のものなので、Unicodeとは無関係に新作を追加できる。
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