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JR東、「駅の自販機」サブスク会員を追加募集 500人→2000人へ拡大
JR東日本ウォータービジネスが、自動販売機のサブスクリプションサービスで追加の会員募集を開始。利用者がJR駅構内の特定の自販機に専用QRコードをかざすと、1日1本のドリンクを受け取れる。応募は9月8日から21日まで、当選者は10月1日から利用可能。
JR東日本ウォータービジネスは9月8日、自動販売機のサブスクリプションサービス「every pass」(エブリーパス)の会員を新たに募集すると発表した。利用者がJR駅構内の特定の自販機に専用QRコードをかざすと、1日1本のドリンクを受け取れる。応募は9月8日から21日まで。当選者は10月1日から利用できる。
JR東日本の駅(首都圏・東北信越エリア)に設置する約400台の最新型自販機「イノベーション自販機」が対象。料金プランは、月額980円で同社のブランド「アキュアメイド」商品のみ選べる「アキュアメイドプラン」と、月額2980円で他社の商品も選べる「プレミアムプラン」を用意(いずれも税込)。アキュアメイドプランは1カ月のみ利用可能で、プレミアムプランに自動で切り替わる。支払いはクレジットカードのみ。
会員の募集枠は2000人。申し込みはスマートフォンアプリ「acure pass」(iOS/Android)上の応募フォームから受け付ける。申し込み者数が募集枠を上回った場合、落選者にはアキュアメイドプランを1週間500円で試せるチケットを配布する。
同社は2019年10月にevery passの第1弾を開始。募集枠500人に対して9000人弱の申し込みがあったという。反響を踏まえ、募集枠を2000人に増やしたとしている。
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