速報
Twitter、米大統領選に向けて誤報対策ポリシーを強化「すべての人に平等に適用」
大統領選を2カ月後に控え、Twitterが選挙関連の誤情報を規制するポリシーを強化した。違反するツイートにはラベルを付けるか削除する。「すべての人に平等に適用」する。
米Twitterは9月10日(現地時間)、米大統領選の本番を約2カ月後に控え、投票に悪影響を及ぼす可能性のあるコンテンツからプラットフォームを保護し、有害な誤報の拡散を阻止するためのポリシー変更を発表した。
このポリシーは9月17日の週から有効になり、「選挙やその他の市民活動に対する国民の信頼を損なうことを目的とした虚偽の情報にはラベルを付けるか削除する」。
ラベルが付いたツイートは、表示が減る。こうすることで、Twitterでの拡散を防ぐ。ただし、ラベルが付けられたツイートを投稿したアカウントのフォロワーには引き続き表示される。
Twitterは、「われわれは、市民活動、特に選挙の乱用を許さない。乱用しようとする試みは、海外からのものであろうと国内のものであろうと、すべての人に平等かつ賢明に適用する」と語った。
関連記事
- GoogleやFacebookなどのIT企業、大統領選を守るため団結して政府とも協力
Facebook、Google、Twitter、Reddit、Microsoft、Verizon Media、Pinterest、LinkedIn、Wikimediaが11月の米大統領選を守るために米政府機関と定期的に会合を持つ。FacebookやGoogleが声明文をツイートした。 - TwitterとFacebook、ロシアにつながるガーナとナイジェリアのアカウントネットワークを大量削除
TwitterとFacebookが同時に、ガーナとナイジェリアで運営され、ロシアと繋がる偽アカウントを多数削除したと発表。いずれも米国がターゲットでコミュニティの分断を狙う投稿を多数行っていた。 - TwitterのCEO、「政治的広告はすべて禁止する」とツイート
Twitterが、政治的な広告はすべて、世界的に禁止するため、11月にポリシーを変更する。ジャック・ドーシーCEOは(Facebookのように)政治広告をファクトチェックの対象外としても問題にうまく対処できないとツイートした。 - Twitter、政治関連広告のガイドラインを説明 選挙バッジも
Twitterが、タイムラインに表示される政治関連広告のガイドラインを発表した。また、米中間選挙に出馬する候補者のプロフィールとツイートに、5月30日から「選挙ラベル」を表示する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.