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LINE Payでも不正引き出し被害 知人の犯行か 被害総額約50万円

LINE Payが、電子決済サービス「LINE Pay」を悪用してゆうちょ銀行から不正に現金を出金する被害が発生したと発表した。被害総額は約50万円に上る。

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 LINE Payは9月16日、電子決済サービス「LINE Pay」を悪用してゆうちょ銀行から不正に現金を引き出す被害が発生したと発表した。被害件数は2件で、被害総額は合計49万8000円に上る。LINE Payはゆうちょ銀行の口座登録や口座からの残高チャージ機能を同日午前9時ごろに停止する。

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LINE PayのWebサイト

 1件は被害者の知人による不正引き出しで、残りの1件は被害の詳細を調査中という。いずれもNTTドコモが提供する「ドコモ口座」で発生したような、完全な第三者による不正引き出しではないとしている。

 ゆうちょ銀行からの不正引き出しを巡っては、総務省の高市早苗大臣が15日の記者会見で「ドコモ銀行以外でも被害があった」と発言。16日までに、電子決済サービス「PayPay」「Kyash」などでも不正引き出し被害が確認された。

 ゆうちょ銀行は15日に電子決済サービスを運営する8社との口座連携を停止した。同行が口座連携を行っている12サービスのうち、これまでに連携停止を発表したのは、ドコモ口座、LINE Pay、PayPay、Kyash、PayPalの「ペイパル」、ウエルネットの「支払秘書」、楽天Edyの「楽天Edy」、ビリングシステムの「PayB」、メルペイの「メルペイ」、ゆめカードの「ゆめか」となる。

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ゆうちょ銀行の発表

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