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一緒に外出したくなる軽快カメラ、ニコン「Z 5」 価格は下げてもファインダーに妥協なし(3/4 ページ)

ニコン「Zシリーズ」のスタンダードモデル「Nikon Z 5」が20万円を切る魅力的な価格で登場した。注目のポイントは、何を削り、何を残したか。そこにニコンらしさがあった。

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 動物を撮りたいときは「動物認識」をオンにする。このとき、人間の瞳には合わなくなる(試したところ、合わないことはないが、人間の認識率がぐっと落ちる)のはちょっと残念だ。


オートエリアAF時の顔と瞳認識の中に「動物認識する」がある

うちの猫。このアングルでもちゃんと目を認識してくれた。素晴らしい

ベッドの上でゴロゴロしているうちの猫を35mm F1.8の単焦点レンズで撮影。きちんと瞳にフォーカスが来ているのがありがたい(35mm 1/40秒 F1.8 ISO220)

 さて、24-50mmではちょっと不満、という人にお勧めなのが24-200mmの高倍率ズームレンズ。S-lineではないが、価格も手頃で軽量だ。


2020年7月に発売された「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」は超便利な高倍率ズーム。570gと軽量でコンパクトだ。写真はレンズをめいっぱい伸ばしたところ。

 これがZ 5に似合うのである。写りもいいし。


小ぶりなヒマワリをモニターをチルトさせて少し低い位置から望遠で狙ってみた。写りはさすがニコンのレンズって感じで非常によい(24-200mm 200mm 1/400秒 F8 ISO200)

走ってくる列車をコンティニアスAFで狙って連写した中の1枚。ターゲットAFでちゃんと追従してくれた(24-200mm 200mm 1/200秒 F10 ISO500)

 さて、さきほどセンサーが裏面照射型ではなくなったという話をした。その分、高感度時の画質はどうか。

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