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志村けんさんの銅像を東村山市に 地元の有志がクラウドファンディングで2400万円募集
新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさんの銅像設置に向けた費用を、クラウドファンディングで募集するプロジェクトが始まった。目標金額は2400万円で、一度に支援できる金額は1000円〜3万円。資金が集まった場合は、2021年夏に東村山駅前に設置する予定。
2020年3月に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったタレントの志村けんさん(享年70)の銅像設置費用を募るクラウドファンディングが、9月29日に「READYFOR」でスタートした。目標額は2400万円で、10月30日まで募集する。一度に支援できる金額は1000円〜3万円。目標額に達した場合は、志村さんの出身地である東京・東村山市に銅像を設置する。達しなかった場合は全額返金する。
銅像の設置場所は西武新宿線の東村山駅前の予定。資金が集まった場合は2021年夏に完成する見込み。サイズは等身大で、ポーズは検討中という。
クラウドファンディングを始めたのは、東村山市内の青年会議所や商工会議所の有志が立ち上げた「志村けんさん銅像プロジェクト実行委員会」。寄付した人には、リターンとして実行委員会からお礼のメールを送る。
志村さんは6月に「お笑い界のスーパースターで、東村山の存在を全国に知らしめた」として、市の名誉市民に選ばれた。渡部尚市長は6月の市議会で「市民や市民団体から、クラウドファンディングなどで資金を集めて(銅像を)設置したいという考えも出てきている。市も協働して、努力していきたい」と述べ、設置に前向きな姿勢を見せていた。
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