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UQ、WiMAX基地局整備システムをクラウド移行 運用コスト3分の1に

UQコミュニケーションズがUQ WiMAXの「基地局建設業務システム」を日本オラクルのIaaS「Oracle Cloud Infrastructure」に移行する。システムの運用コストを3分の1に減らせる見込み。

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 UQコミュニケーションズが、自社のオンプレミス環境で運用していた基地局建設業務システムを、日本オラクルのIaaS「Oracle Cloud Infrastructure」に移行する。システムの運用コストを3分の1に減らせるという。

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Oracle Cloud Infrastructureの紹介ページ

 基地局建設業務システムは、基地局の建設計画の立案から、予算や工程、保守状況などの確認までを一元管理するためにUQコミュニケーションズが独自に開発したもの。

 UQコミュニケーションズは、毎週手作業で行っていたシステムのバックアップ作業の自動化や、データ転送料の一部無料化などで、人的ミスや金銭的負担、ハードウェアのメンテナンスや障害時の対応コストなどが削減できると期待している。

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 基地局建設業務システムのクラウド移行に向け、UQコミュニケーションズは3月、基地局が被災した際に使う障害復旧システムを先行して日本オラクルの東京リージョンに構築。5月には運用を始め、効果が確認できたという。

 基地局建設業務システムの本番環境は大阪リージョンに構築し、年末をめどにシステムの移行を行う予定。

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