Instagram、10周年で懐かしのアイコン復活(期間限定)や新いじめ対策を追加
Facebook傘下のInstagramが公開10周年を迎えた。これを記念して、アプリアイコンを昔のアイコンに期間限定で変える機能や、いじめ対策の強化などが追加された。
米Facebook傘下のInstagramは10月6日で10周年を迎える。これを記念して、いくつかの新機能が発表された。
不快なコメントを自動的に非表示にする
米Twitterが昨年11月に公開したいじめ対策同様に、過去に報告された問題のあるコメントに似ているコメントをAIが検出し、自動的に非表示にするテストを開始した。
非表示になったコメントは、Twitterと同様に完全に消えるわけではなく、「非表示のコメントを見る」をタップすれば表示できる。
いじめになりそうなコメントをする前の警告がより厳しく
Instagramは昨年7月、いじめと受け取られそうなコメントを投稿しようとすると、「本当にこのコメントを投稿したいですか?」と尋ねる機能を追加した。今回この機能をより強化し、「この投稿はInstagramガイドラインに反する可能性があります」と表示するようになる。さらに、投稿しても非表示になる可能性があり、ガイドラインに反するコメントを繰り返すとアカウントが削除される可能性があるという警告も表示する。
過去3年分のストーリーをカレンダーやマップで表示
ストーリーは24時間で消えるのが特徴の1つだが、2017年から保存もできるようになっている。このアーカイブ機能をアップデートし、過去3年分のストーリーをカレンダーやマップ上に表示できるようにした。アーカイブはユーザー本人にしか見えないが、ここで選んだストーリーを再度シェアしたり、ハイライトに追加できる。
懐かしのアイコンに変更
Instagramのロゴが現在のレインボーカラーになったのは2016年のことだ。それ以前は、ポラロイドカメラのようなロゴだった。10月いっぱい限定で、スマートフォン上のアプリアイコンを、この昔のロゴを含むいくつかのデザインに変更できる。
変更するには、アプリを最新版にし、[設定]画面で下に向かって絵文字が表示されるまで長くスワイプする。アプリアイコンのリストが表示されるので、好きなアイコンを選ぶとそれが期間限定でホーム画面に表示される。この機能はまだロールアウト中のようで、本稿筆者のアプリではまだできないが、日本でも提供するとのこと。
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