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Microsoft 365がまたダウンし約3時間で復旧 原因は「ネットワークインフラの変更」
「Microsoft 365」が米国時間の10月7日午後に約3時間にわたってダウンした。同サービスでは9月末にも障害が発生したばかり。今回の原因はネットワークインフラの変更による影響としている。
米Microsoftのサブスクリプションサービス「Microsoft 365」で米東部時間の10月7日午後2時10分から障害が発生し、約3時間接続しにくい状態が続いた。同社の公式Twitterによると、本稿執筆現在(日本時間の8日午前6時)にはほぼ復旧したという。
日本は夜中だったが米国は水曜日の午後という時間帯で、Downdetector.comのマップでは北米が真っ赤(報告の数で色が濃くなる)になっていた。
Microsoft 365 Service health statusには影響を受けた範囲は明示されていないが、症状は「Microsoft 365のサービスにアクセスできない」で、原因は「ネットワークインフラストラクチャの変更により、Microsoft 365サービス内に影響が生じた」となっている。
Microsoft 365では9月末にも障害が発生し、約5時間アクセスしにくい状態が続いた。この時の原因は「コードの問題」と発表された。
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