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ケンタッキー、一部店舗に“商品お渡しロッカー” ネット注文商品を非接触で提供
ケンタッキー・フライド・チキンが一部店舗に、商品を一時的に保管する「ピックアップロッカー」を試験導入した。ネットで事前に注文を受けた商品などを入れておき、客が店員と接触せずに受け取れるようにする。
日本ケンタッキー・フライド・チキンは10月13日、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の一部店舗に、商品を一時的に保管する「ピックアップロッカー」を試験導入したと発表した。ネットで事前に注文を受けた商品などを入れておき、客が店員と接触せずに受け取れるようにする。
店員は、客が指定した時間までに調理を済ませた後、商品をロッカーに入れて保管できる。客は、事前に発行された注文番号を操作パネルに入力すると扉が開き、商品を受け取れる。
設置店舗は東京都の新宿西口店、中野店、埼玉県の南浦和店、神奈川県の溝ノ口店の4店舗。終了時期は未定。
KFCでは2015年から、客がスマホアプリ(iOS/Android)やWebサイトからメニューを選び、事前に注文と決済ができるサービスを提供しているが、これまでは店員が手渡していた。ロッカーを設けることで、さらなる顧客満足度の向上と店員の生産性向上が見込めるという。
配達代行サービスの対象商品をロッカーに入れ、店員と配達員の接触を避ける形で商品を提供することも可能。
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