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LINE、タイで銀行事業スタート 日本でも展開予定
LINEが、タイで同社初の銀行サービス「LINE BK」を始める。振り込みや預入などをLINE上でできる仕組み。日本での事業展開も予定している。
LINEは10月20日、タイで同社初の銀行サービス「LINE BK」を始めると発表した。振り込みや預入、ローンやデビットカードの申し込みなどをメッセージアプリ「LINE」上でできる仕組み。日本での事業展開も予定している。
預金口座や年利が最大1.5%となる特別金利口座の開設と利用、デビットカードの申し込み、個人向けローンといったサービスを提供する。ユーザーは、LINEアプリのウォレットタブからこれらの機能を使える。
サービスはLINE子会社の「LINE Financial Asia Corporation Limited」(香港)とタイの大手銀行「カシコン銀行」子会社の合弁会社「KASIKORN LINE」が提供する。合弁会社の設立は2018年12月。資本金は27億タイバーツ(約91億円、現在)。
LINEは今後、日本の他、台湾やインドネシアなどでも銀行事業を展開するとしている。
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