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ガチで楽しめる入門機「E-M10 Mark IV」  廉価モデルだが手ブレ補正は強力荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/3 ページ)

オリンパスのOM-Dシリーズ入門機「E-M10 Mark IV」が妙に可愛い。ちょっとゴツッとして頭が三角にとんがったボディだが、かなり小ぶりでバッテリー込みで383gと軽い。

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 背面モニターは前モデルと同じチルト式だが、Mark IVでは下に180度回転することで手持ちの自撮りに対応した。軽いので片手での保持も問題ない。

 もちろん瞳AF対応で、ちゃんと顔を捉えてくれる。


背面モニターはチルト式

モニターは下に180度回転。画面を見るとちゃんと瞳認識しているのが分かる

 本格的に撮影するなら、レンズのクオリティも高く、程よく軽い12-45mm F4.0 PROがおすすめだ。画質を重視したPROレンズだがF4.0に抑えたことで価格や重さも手頃なのがいい。


12-45mm(35mm判換算で24-90mm)と程よい焦点距離のズームレンズ。ガチで撮るならおすすめ

 携帯性を重視するならキットレンズを、写りを重視するなら12-45mm F4.0 PROが似合うと思う。

凝った撮影も簡単にできる

 オリンパスのミラーレス一眼は設定によって写りが結構違う。

 AUTOで撮るとシーンによって、例えば風景と判断するとグッと鮮やかになりコントラストも高くなる。

 いつものガスタンク作例が分かりやすい。


オートで撮影したいつものガスタンク。風景と認識されたため空の鮮やかさが強調されている(14-42mm 14mm 1/800秒 F6.3 ISO200)

 対して、PASMの各モードだとデフォルトのピクチャーモードが「Natural」になり、落ち着いた感じになる。


絞り優先AEでピクチャーモード「natural」。こちらだと見た目に近い感じになる(14-42mm 14mm 1/1000秒 F5.6 ISO200)

 この辺は好みで。料理を撮るときなんかはAUTOの方がちょっと派手になって良い。


パエリアをAUTOモードで。フォーカスもカメラ任せにしたのでピントの山は手前側にきてる(14-42mm 25mm 1/125秒 F4.7 ISO1250)

 また、シーンセレクト(SCN)やアートフィルター(ART)で絵作りできるのも結構楽しい。


アートフィルター「ネオノスタルジー」で公園の遊具を。昭和っぽい色合いになる(12-45mm 15mm 1/60秒 F4.0 +1 2/3 ISO250)

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