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映画「鬼滅の刃」が台湾でも記録を塗りかえる 初動はアニメ映画として興収歴代1位
台湾で10月30日に封切りした「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が、公開から3日間で1億1700万台湾ドル(約4.3億円)の興行収入を記録。現地のアニメ映画の記録を塗りかえた。
台湾で10月30日に封切りした映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が、公開から3日間で1億1700万台湾ドル(約4.3億円)の興行収入を記録し、現地のアニメ映画歴代1位(初動成績)を獲得した。これまでの1位は「アナと雪の女王2」で、木曜日から日曜日までの4日間で1億230万台湾ドル(約3.76億円)だった。
台湾では30日の金曜日に上映が始まり、日曜日までの3日間で約47万人が劇場に足を運んだ。日本と同様、台湾でも一部の映画館は多くのスクリーンを鬼滅の刃に割き、中には初日に57回も上映した劇場があったという。
台湾の配給会社であるMuse Communicationは、「初動で1億台湾ドルを超えるとは想像もしませんでした。作品を担当できてとても光栄です。台湾で新たな歴史を作っていきたいと思います」としている。11月6日からはIMAX版の上映を8館で開始。中国語吹き替え版の上映も決定している。
日本で10月16日に封切りした劇場版 鬼滅の刃は、最初の3日間で観客動員数342万人、興行収入46億円超を記録。公開から10日間で興行収入100億円を突破し、スタジオジブリが2001年に公開した「千と千尋の神隠し」(興行収入308億円)が記録した25日間を短縮する歴代最速記録となった。11月2日に発表した直近の成績では、公開から17日間で累計観客動員数1189万1254人、興行収入は157億円を超えている。
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