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携帯番号だけでやりとりできる「+メッセージ」、利用者2000万人突破
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが提供する、電話番号だけで長文のメッセージなどが送受信できるモバイルアプリ「+メッセージ」の利用者が2000万人を超えた。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは11月10日、電話番号だけで長文のメッセージや写真、動画をやりとりできるモバイルアプリ「+メッセージ」(iOS/Android、無料)の利用者が2000万人を超えたと発表した。
+メッセージは3社が2018年5月にリリース。GSMAで標準化されているRCS(リッチコミュニケーションサービス)に準拠し、従来のSMS機能を拡張したサービス。ドコモ、KDDI、ソフトバンクユーザー同士の電話番号で、最大2730文字(全角)のテキスト、100MBまでの写真や動画を送受信できる。音声メッセージや地図情報のやりとりにも対応。企業が公式アカウントを開設できる機能も備える。
メッセージアプリ「LINE」と似た機能を備えるため、リリース時は「LINEへの対抗か」と話題になった。
利用者が2000万人を突破したことを受け、3社はそれぞれ「dポイント」「Pontaポイント」「PayPayボーナス」を付与するキャンペーンを行うとしている。
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