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Google、RCS「メッセージ」のエンドツーエンド暗号化のテストを開始
Googleは、Androdアプリ「メッセージ」のRCSチャット機能でエンドツーエンド暗号化(E2EE)のテストを開始した。送受信双方がテストに参加していれば、E2EEでメッセージを送受信できる。
米Googleは11月19日(現地時間)、 SMSの業界基準「Rich Communication Services(RCS)」プロトコル採用のチャットアプリ「メッセージ」での、エンドツーエンド暗号化(E2EE)のテストを開始したと発表した。
「メッセージ」は、テキストメッセージ(SMS、MMS)とチャット(RCS)ができる公式アプリ。チャットはSMS、MMSの代わりにWi-Fiまたはモバイルデータ通信を使って高画質の画像を含むメッセージを送受信できる。この機能を使うには、相手もチャット機能をオンにする必要がある。
Googleは、「チャット機能の(日本を含む)グローバル展開を完了」したという。これにより、「メッセージ」アプリユーザー同士は世界中でRCSチャットが可能になる。
E2EEのテストは今月から来年にかけて続ける。ヘルプページ経由でベータテスターとして申し込むと、対応するアップデートが届き、テストに参加できる。
E2EEは、チャットするユーザーの双方が「メッセージ」アプリをインストールし、チャット機能を有効にしている場合にのみ使用可能だ。E2EEが有効の場合、メッセージの送信ボタンに鍵のマークが表示される。
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