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「全国統一eスポーツテスト」開始 ゲーマーの「目・手・脳」の基礎能力を測定
日本eスポーツ連合が、eスポーツに必要な能力を測定する「JeSU公認 全国統一eスポーツテスト presented by ZONe」を発表した。目と手、脳の力を測る3つのゲームでプレイヤーの点数と偏差値を算出する。
日本eスポーツ連合(JeSU)は11月25日、eスポーツに必要な能力を測定するミニゲーム「JeSU公認 全国統一eスポーツテスト presented by ZONe」を発表した。目と手、脳の力を測る3つのゲームをWebブラウザから無料提供し、プレイヤーの点数と偏差値を算出する。
機体を操作し、障害物をよけながら進む「GAME HAND」、複数の模様の中から“仲間外れ”を探す「GAME EYE」、表示された記号と、色と形が違う記号を選択肢から選ぶ「GAME BRAIN」を用意。ゲームをするのに必要な基礎能力「操作力」「認知力」「思考力」「反射力」「持久力」を測定する。
eスポーツの振興と選手の発掘・育成が目的。プレイヤーが自身の能力だけでなく、点数と全国偏差値、都道府県別偏差値を知ることで、日々のトレーニングに生かせるとしている。30日分の点数を保存し、折れ線グラフとして表示することも可能。
eスポーツ研究者の馬場章さん(東京大学大学院元教授)が監修。日本代表選手によるテストプレイも行い、ゲームバランスを調整した。
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