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小さな本格派、ソニー「α7C」 リアルタイムトラッキングAFが賢い:荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)
ソニーの「α7C」が興味深い。α7CのCはコンパクトのCだそうだが、使ってみるとカジュアルのCでもあるなという感じ。しかし機能は本格的で、動画撮影系のユーザーにも受け入れられそうだ。
背面モニターはα7IIIやα6600とは異なり、チルトではなくバリアングル式。真横に開いて回転するタイプとなった。
だから自撮りもできる。
バリアングルはとっさにモニターをセットするには向かないが(開いて回転させるという2ステップ必要なため)、自撮りや三脚やジンバルを使った動画撮影や縦位置ローアングル時にいい。
モニターを下に向ければ手を上に上げてハイアングル撮影もできる。
モニターを開き、ハイアングルで撮影した夜の浅草寺仲見世。フォーカスは奥に合わせて手前の人々をぼかしてみた。レンズは24-105mm F4を使用(24-105mm 105mm 1/125秒 F4 ISO1250)
イメージセンサーはα7IIIと同じ2420万画素で、この超コンパクトサイズながらボディ内に5軸手ブレ補正付き。手ブレ補正性能はそれほど高くないが、まあその辺はしょうがない。
高感度時の画質は良いしね。これ、夜の浅草寺と仲見世と五重塔を手持ちで撮ったもの。レンズは24-105mm F4。非常に良いレンズでこれ1本あれば基本的になんとかなる。それの望遠端を使用。で、ISO10000で1/100秒である。ISO10000でこれだけ撮れればうれしい。
ちなみにISO感度は最高でISO51200だが、拡張感度でISO20万まで上げられる。ISO800から204800まで拡大して並べてみたが、ISO25600までは結構イケそうだ。
この辺はさすがだ。
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