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和歌山県、県立高校の全生徒に「Surface Go 2」配布 教育環境のIT化に活用
和歌山県教育委員会が、県立高校の生徒向けに1万9239台の「Surface Go 2」を導入。「Office 365」ライセンスの導入も順次進める。日本マイクロソフトが発表した。
和歌山県教育委員会は、1万9239台の「Surface Go 2」を、全日制・定時制の県立高校に通う全生徒の学習用端末として、11月中旬から順次導入している。これに合わせ「Office 365」ライセンスの付与も段階的に進めている。日本マイクロソフトが11月30日に発表した。
タッチペン「Microsoft クラスルームペン」も配布する。和歌山県は2018年から教育環境のIT化やプログラミング教育を推進しており、今回導入した端末などはこれらの取り組みに役立てるという。
Surface Go 2は、5月に東京都渋谷区、6月に兵庫県で学習用端末として採用が決まった。同社は今後も和歌山県教育委員会による教育のIT化を支援するとしている。
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