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Twitter、スマートフォンの二要素認証でも物理キーに対応
Twitterの公式モバイルアプリが、物理的なセキュリティキーによる二要素認証に対応した。AndroidでもiOS(iPhone)でも利用可能だ。
米Twitterは12月2日(現地時間)、ログインで設定する二要素認証で、iOSおよびAndroidのスマートフォンでも物理的なセキュリティキーを使えるようにしたと発表した。これまではPCにのみ対応していた。
セキュリティキーを使うには、まずショートメールまたは認証アプリを使った二要素認証の方法をオンにし、[セキュリティキー]→[始める]を選択してからセキュリティキーをポートに挿入する。2回目以降は、セキュリティキーを挿入するだけでログインできるようになる。
スマートフォンのポートは、最近のAndroidはほとんどがUSB Type-C、iPhoneはすべてLightningだ。PCでType-Aなどのセキュリティキーを使っていた場合は、アダプターを追加するか、それぞれのポートに対応するセキュリティキーを購入する必要がある。米Googleの「Titan」シリーズにはType-C対応製品がある。YubicoのYubiKeyシリーズにはLightning対応もある。
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