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ロボットが“お冷”を運び、食器を片付け 「ステーキ宮」で実験 非接触での接客を強化

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 飲食店を経営するアトム(愛知県名古屋市)は12月7日から、ロボットを使って水の提供と食器の片付けを自動化する実証実験を行っている。場所はレストランチェーン「ステーキ宮」の戸塚平戸店で、期間は12月21日まで。非接触での接客を強化し、新型コロナウイルスの感染リスクを抑える。

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ロボット活用のイメージ

 利用するロボットは、NECネッツエスアイ(東京都文京区)が提供する「YUNJI DELI」(ユンジデリ)。自動走行に対応し、Uターンせずに前後に動けるロボットで、三段のトレイを搭載。障害物などを認識しながら、店内を毎秒0.8〜1.5mで動くことができる。

 YUNJI DELIは実験で、店内の全テーブルを対象に、客が着席した際に水を届けたり、客が食べ終わった食器を下げたりする。アトムとNECネッツエスアイは、YUNJI DELIの運用のしやすさやサービスの質などを検証し、新型コロナウイルス対策につなげるとしている。

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