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米料理宅配大手のDoorDashのIPO、初値は公開価格の80%超
コロナ禍の巣ごもり需要で好業績が続く米料理宅配サービスのDoorDashが株式公開した。初値は公開価格を大きく上回る182ドルで、時価総額は約600億ドルに達した。チェッカーシンボルは「DASH」。
米料理宅配サービス大手のDoorDashは12月9日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に新規株式公開(IPO)した。初値は公開価格の102ドルを約80%上回る182ドルで、終値は189.51ドルだった。チェッカーシンボルは「DASH」。
米CNBCによると、同社の時価総額は約600億ドルに達したという。
DoorDashは2013年創業のカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非公開企業。米VCのSequoia Capital、KPCB、Khosla ventures、Y Combinatorの他、ソフトバンクグループも2017年に立ち上げた「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で出資している。
米UberのUberEatsなどと同様の、ギグワーカー(Dasherと呼ばれる)が配達を担うフードデリバリーサービスを北米の4000以上の都市で提供している。
SEC提出文書(リンク先はPDF)によると、サービスのユーザーは1800万人以上、料理提供業者は39万以上、Dasherは100万人以上という。コロナ禍の巣ごもり需要で好業績が続いている。
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