ニュース
シャープ、IGZO採用の「スマートバス停」発売 電源ない場所にも設置可
シャープマーケティングジャパンが液晶ディスプレイに時刻表を表示する「スマートバス停」を12月中旬に発売する。IGZO液晶ディスプレイの他、太陽光パネルや蓄電池を搭載し電源がない場所に設置できる。
シャープマーケティングジャパンは12月14日、液晶ディスプレイに時刻表を表示する「スマートバス停」を12月中旬に発売すると発表した。太陽光パネルや蓄電池を搭載し、電源がない場所に設置できる。
反射型のカラーIGZO液晶ディスプレイ(31.5V型)を採用する。日中は太陽光などの外光を光源に、直射日光下でも時刻表やお知らせなどを表示する。昼間に発電した電気を蓄電池に備え、日照量が少ない日や夜間も稼働。バックライトで時刻表を表示する。
AIやIoTを活用したデータ分析サービスなどを手掛けるYE DIGITAL(福岡県北九州市)と共同で開発。通信機能を備え、遠隔操作で時刻表の書き換えができる。従来のバス停で必要だった時刻表など掲示物の貼り替え作業が不要になり、時間やコストを削減できるとしている。
関連記事
- 小田急電鉄、ポケモンGOの公式パートナーに バス停2400カ所をポケストップ化
小田急電鉄が「ポケモンGO」の公式パートナーになったと発表。まずはグループ会社が管理するバス停約2400カ所を順次「ポケストップ」にする。 - AIがバス運転手のスキルを可視化 運行データの蓄積で事故防止、NTTドコモと神戸市などが実証実験
NTTドコモと神戸市などは市営バスでAI付きのドライブレコーダーを使った実証実験を開始した。運転手の運転スキルをAIが点数化したり、運行状況をリアルタイムに可視化したりすることで事故防止につなげるという。 - AIがルート・ダイヤを自動生成する通勤バス登場 社員の要望に合わせて運行 経路は1万通り
AIがルート・ダイヤを自動生成する通勤バスが登場。会津オリンパス(福島県会津若松市)が導入する。従業員が専用アプリに、希望する配車時間・乗車場所・目的地を入力すると、AIが最適な経路を算出。その通りに運行し、通勤を効率化する。 - 駅・バス停の入り口にスマホをかざすと、時刻表や行き先など表示 NAVITIMEが新アプリ
ナビタイムジャパンが新アプリ「NAVITIME レンズ for au スマートパス」をリリース。アプリを起動して駅の看板やバス停にスマホをかざすと、電車やバスの時刻表や行き先などを表示する。スマホの扱いに不慣れな高齢者などの経路検索をサポートする狙い。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.