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みんなのタクシー、「S.RIDE」に社名変更 「移動全般を扱う会社に」
みんなのタクシーが社名を「S.RIDE」に変更する。「タクシーを起点とした移動全般を扱う会社であることを体現する」としている。
タクシー配車アプリを提供する「みんなのタクシー」(東京都台東区)は12月16日、社名を2021年1月1日付で「S.RIDE」に変更すると発表した。「タクシーを起点とした移動全般を扱う会社であることを体現する」としている。
同社は18年に、ソニーとソニーペイメントサービス、タクシー会社5社が共同で設立。タクシー配車アプリ「S.RIDE」や、車内での広告配信サービス「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」などを提供している。
今後はMaaS(Mobility as a Service:サービスとしてのモビリティ)や自動運転の発展を見据えて活動の幅を広げる方針で、S.RIDEのブランディング強化や「移動と交通の最適化の実現」を目指すとしている。
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