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AIと会話するメンタルヘルスケアアプリ「emol」、正式版リリース
スタートアップのemolが、AIチャットbotとの会話でメンタルケアができるスマートフォンアプリ「emol」(エモル、iOS)の正式版を公開した。
スタートアップのemol(東京都台東区)は12月25日、AIチャットbotとの会話でメンタルケアができる無料のスマートフォンアプリ「emol」(エモル、iOS)の正式版を公開した。
AIチャットbot「ロク」との会話を通じて、CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)という心理療法に基づく簡易のカウンセリングやコーチングなどを受けられる。「うれしい」「いらいら」「もやもや」などの感情や睡眠時間も記録できる。
正式版では、心のケアを行うマインドフルネスのガイダンスや呼吸法をレクチャーする機能を搭載。今年の気持ちなどを振り返る年末年始に特化した7日間の有料プログラム(税込490円)も提供する。
同社は2018年にemolのβ版をリリース。4月の緊急事態宣言後には、ユーザーのemol利用頻度が1.5倍増加したという。5月には、コロナ禍で社内コミュニケーションに不安を抱える企業向けのメンタルケアサービス「emol work」(エモルワーク)を公開していた。
今後はAIチャットbotの精度を向上する他、医療機関などと連携しながらemolの機能を拡充し、一人一人に合ったメンタルケアの提供を目指すとしている。
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