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ARで片岡愛之助氏の歌舞伎を再現 スマホを通して観劇 松竹が新アプリ
松竹が、スマホカメラで映した映像に歌舞伎役者・片岡愛之助さんの踊りをAR映像として重ねて表示するコンテンツを発表。1月15日に配信予定のスマホアプリ内で提供する。
松竹は1月5日、スマートフォンなどのカメラで映した映像に、歌舞伎役者・片岡愛之助さんの踊りをAR(拡張現実)映像として重ねて表示するコンテンツ「Reverse Reality 〜KABUKI Performance "Shakkyo"〜」を発表した。15日に配信予定のアプリ「INTO by Shochiku」(iOS/Android、無料)で提供する。
ユーザーがスマホやタブレット端末のカメラを空間にかざすと、撮影した映像に片岡愛之助さんのAR映像を重ねて表示。「石橋」(しゃっきょう)という作品を題材とした6分間の舞踊を披露する。映像は複数のカメラで撮影した片岡愛之助さんの踊りを合成して作成しており、ユーザーは360度好きな角度から鑑賞できる。
演劇業界がコロナ禍による外出自粛の影響を受ける中、場所や時間を選ばず観劇できる新しい歌舞伎の楽しみ方を目指して開発したという。松竹は「アプリを通じて歌舞伎の魅力を知ってもらい、今度は生の舞台を見てみたいと思って頂けたら」としている。
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