国税庁が、確定申告の書類作成に関し、「Apple社のM1チップ搭載端末をご使用の方へ」と題した情報を公開している。AppleのM1搭載Macでは、ICカードリーダライターの種類によってはマイナンバーカード等の電子証明書による電子署名等が正常に動作しないことを確認しているという。
同庁では、電子証明書が利用できない場合は「ID・パスワード方式でのe-Tax提出」または「申告書等を印刷して書面提出」することを推奨。
印刷して書面提出する場合にも、プリンタの機種によっては、M1 Macに対応していないことがある。この場合には確定申告書等作成コーナーで作成したPDFデータを取り出して、コンビニエンスストアのマルチコピー機で印刷することを提案している。
関連記事
- 国税庁、年末調整控除申告書作成アプリをiPhoneとMac向けに公開
国税庁がApp Storeで公開するアプリは2つ目。 - M1 Mac、まさかの敗北 Apple純正Logic ProでIntel Macに勝てないとは
これまで敗北を知らなかったM1 MacがIntel Macにまさかの敗北。 - M1 Macネイティブのβ版登場のPremiere Pro、その実力は?
Final Cut Pro、DaVinci Resolveときて、3回目のM1 Macビデオ編集ソフト検証は、Premiere Pro。 - OS仮想化ソフト「Parallels Desktop」がM1 Macに対応 Arm版Windows 10動作に意欲
M1 MacでWindowsを動かすための試みとして、Parallelsが仮想化ソフト提供を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.