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ソフトバンクが社長交代 宮川副社長が昇格 宮内氏は会長、孫氏は「創業者取締役」に

ソフトバンクが社長交代。宮内謙社長は会長に就任し、後任に宮川潤一副社長が昇格する。孫正義会長は取締役となる。Zホールディングス(HD)とLINEの経営統合を見据えた施策という。

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 ソフトバンクは1月26日、社長兼CEO(最高経営責任者)の宮内謙氏が代表取締役会長に就任し、後任に副社長兼CTO(最高技術責任者)の宮川潤一氏が昇格すると発表した。創業者で会長の孫正義氏は「創業者取締役」となる。社長・会長の交代は4月1日付。

 同社は今春に傘下のZホールディングス(HD)とLINEの経営統合を控えており、現CTOでテクノロジーに精通する宮川氏のもとで成長を目指すとしている。

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ソフトバンクが社長交代を発表

 宮川氏は1965年生まれの55歳。旧ソフトバンクBBの取締役、旧ボーダフォンのCTOなどを歴任し、現在はソフトバンクとトヨタ自動車が共同で設立したモビリティー企業・MONET Technologiesの社長なども務めている。

 宮内氏は2015年に旧ソフトバンクモバイルの社長に就任。現体制への移行に伴ってソフトバンクの社長となり、近年はZHDの子会社化や、「ソフトバンク」「Y!mobile」「LINEモバイル」の3ブランドを通じた通信事業の拡大に注力してきた。

 ソフトバンクは「今後は宮川のリーダーシップのもと、通信事業の持続的な成長に取り組むとともに、第二成長フェーズへ向けて、AIや5Gなどの先端テクノロジーを駆使する」としている。

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