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大豆なのに、まるでお米「ダイズライス」試作品発売 フジッコが「主食革命」
大豆なのに、まるでお米のように食べられる――フジッコは、大豆を主原料にしたお米状の食品「ダイズライス」を開発し、試作品を完成させた。「CAMPFIRE」を通じて限定販売し、顧客からの意見を集める。
大豆なのに、まるでお米のように食べられる――フジッコは1月26日、大豆を主原料にしたお米状の食品「ダイズライス」を開発し、試作品を完成させたと発表した。本格販売に先駆け、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて限定販売し、顧客からの意見を集める。
ダイズライスは、大豆粉と大豆たんぱくを主原料にした食品。ほんのりとした大豆の甘みと歯ごたえがあり、お米のように食べられるが、お米より高タンパクで低カロリーという。
試作したのは、味付けなしのプレーンと、味付け済みの黒ごまいなり、梅いなり(各いなりの油揚げも大豆食品)、ガパオライス風、トムヤムライス風の5種類。すべて冷凍食品だ。CAMPFIREでは、3000円支援すると7食入りセットが、5400円支援すると14食入りセットが、3月以降に届く(価格は税込み・送料込み)。
大豆ライスは、「新大豆食品」をテーマにした開発プロジェクトから生まれた。高タンパク質食品が注目される中、「お米のように自由な食べ方ができ、おいしく、たくさん食べても罪悪感がない商品」をテーマに開発してきたという。
同社は「主食革命」を掲げており、新商品を第1弾としたブランド「Beansus」(ビーナス)も立ち上げた。「Bean」と「us」、「豆と私たち」を組み合わせた造語だ。
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