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Chromebook出荷、10〜12月期は前年同期比約4倍、Lenovoが躍進──Canalys調べ

調査会社Canalysによると、2020年10〜12月期のChromebookの世界での出荷台数は前年同期比287%増の1120万台だった。メーカー別では、中国Lenovoが1766%増と好調だった。

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 調査会社Canalysが1月28日(米国時間)に発表した2020年第4四半期(2020年10〜12月)の世界でのPC市場調査報告によると、米Googleの「Chrome OS」搭載端末「Chromebook」の同四半期の出荷台数は、前年同期比287%増(約4倍)の1120万台と過去最高だった。2020年通年の合計は3060万台。

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タブレットとChromebookの出荷台数推移(画像:Canalys)

 メーカー別では米HPが235%増の350万台で首位をキープ。2位は12月にトラックポイント搭載端末を発売した中国Lenovoだった。出荷台数は1766%増の280万台。

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Lenovoの「ThinkPad C13 Yoga Chromebook」

 3位は台湾Acerと米Dellが150万台で同列。5位は630%増で100万台の韓国Samsung Electronics、台湾ASUSは6位だった。

 Canalysは、コロナ禍によるリモート学習が長引く中、「多数の国がデジタル教育プランの加速を強いられているため、教育機関は容易に導入できるソリューションを求めている。Googleの教育向け端末は、特に欧米で非常に人気がある。多数の国の政府が学生への1人1台端末提供を目指しており、Chromebookの需要は2021年も引き続き強いと予想する。教育機関以外でも、Chromebookへの関心は高まっている」と解説した。

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