Xiaomi、5G・FeliCa対応で2万円のスマホ「Redmi note 9T」 ソフトバンク独占
中国Xiaomiが、5Gスマートフォン「Redmi note 9T 5G」を日本で提供すると発表。Xiaomiのスマホで初めてFeliCaを搭載した。価格は1万9637円で、2月下旬からソフトバンクが独占販売する。
中国Xiaomiは2月2日、5Gスマートフォン「Redmi note 9T 5G」を日本で提供すると発表した。Xiaomiのスマホで初めてFeliCaを搭載。「日本のSNSユーザーからの要望に応えた」(同社)としている。価格は1万9637円(税別、以下同)で、2月下旬からソフトバンクが独占販売する。
ソフトバンクが扱う5Gスマホとしては最安。ソフトバンク回線にMNP転入するか、新規で契約して「SoftBank学割」に加入したユーザーには1円で提供する。
ディスプレイには約6.53インチのTFT液晶を採用。メモリは4GB、ストレージは64GBで、SoCはミドルレンジの「Mediatek Dimensity 800U」。バッテリー容量は5000mAh。
インカメラは1300万画素。アウトカメラには4800万画素(F1.79)のメインカメラ、200万画素のデプスカメラ(F2.4)、200万画素のマクロカメラ(F2.4)を搭載する。
XiaomiはRedmi note 9Tに加え、同社で初めて6000mAhのバッテリーを搭載するスマホ「Redmi 9T」(1万5900円・SIMフリー)、重さ約32gのスマートウォッチ「Mi Watch」(1万1800円)やその廉価版「Mi Watch Lite」(6800円)、 スピーカーを搭載したスマートカメラ「Mi Home Security Camera 360°」(4800円)も2月以降に日本で発売する。
関連記事
- Xiaomi、「われわれは“共産主義中国の軍事企業”ではない」と声明
トランプ米大統領に「共産主義中国の軍事企業」リストに追加されたXiaomiが、「われわれは共産主義中国の軍事企業ではな」く、「適切な措置をとる」という声明を発表した。 - 任期わずかのトランプ政権、中国Xiaomiを投資禁止企業リストに追加
トランプ米大統領政権の二期があと6日に迫る中、米国防総省がスマートフォンメーカーXiaomiを含む中国企業9社を「Communist Chinese military companies」に追加した。Huaweiも載っているこのリスト上の企業に対しては、米国からの投資が禁じられる。 - Xiaomi、Huawei、OPPO――スマホメーカーがスマート家電に“進撃” 中国で何が起きているのか
中国産スマートフォンメーカーが、中国を中心に、スマート家電領域に力を入れている。その筆頭格がXiaomiだ。各社の戦略と今後の展望を、中国のIT事情に詳しいライターの山谷剛史氏が解説する。 - 19分でスマホを100%充電 Xiaomi、80Wワイヤレス充電技術を発表
中国Xiaomi(シャオミ)がスマートフォンのバッテリーを80Wで充電するというワイヤレス充電技術「Mi」を発表した。4000mAhのバッテリーなら19分で100%充電できるとしている。 - 中国Xiaomi、5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」を日本に投入 KDDIから9月4日発売 4眼カメラ搭載で約4万円
中国Xiaomiが5G対応スマートフォン「Mi 10 Lite 5G」を日本向けに発売すると発表。価格は4万2700円(税込)で、9月4日からKDDIが独占販売する。4800万画素のメインカメラに加え、超広角やマクロなど4つのカメラを搭載する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.