もう一つの「クラブハウス」ひそかに人気 カニが家でしゃべる
音声SNS「Clubhouse」(クラブハウス)が話題を集める中、日本の個人が3日で開発したiOSアプリ「Crubhouse」がひそかに人気だ。家の中にカニが集まり、ときどきしゃべるだけという、まさに「Crab」(カニ)の「House」(家)なアプリだ。
米国発の音声SNS「Clubhouse」(クラブハウス)が話題を集める中、日本の個人が3日で開発したiOSアプリ「Crubhouse」がひそかに人気を集めている。家の中にカニが集まり、ときどきしゃべるだけという、まさに「Crab」(カニ)の「House」(家)なアプリだ。
アプリのフルネームは、「Crabhouse -カニのおうちー」。起動して「Go To House」のメニューをタップすると、ベッドや机が置かれた部屋の中に、カニが現れる。誰かがゲーム起動するとカニが増えるという。
カニの上の吹き出しをタッチすると、カニのひとりごとが表示される。「ひとりだと はいれないのか」「かにみそは のうみそじゃ ないよ。」「ウニ」など全38種類のセリフがあるという。
文字やイラストはなつかしのファミコンのドット絵風に描かれている。ファミコンゲーム「MOTHER」を意識しているそうだ。
2月8日の公開以降、Twitterなどで話題になり、プレイヤーの家にはうじゃうじゃカニがいる状態。「とてもかわいい」「コミュ障だけどこっちのクラブハウスは楽しい」など評判も上々だ。
開発したのは、民族模様のデザインや精密画、プログラミングなどを手掛けるGAIBAKO代表のGAIさん。GAIさんはTwitterで、「Clubhouseの使い方が全然わからないのでCrabhouseを3日で作りました。誰かがゲーム起動するとカニが増えます。たまにしゃべります。それだけカニ。」と述べている。
関連記事
- “音声版Twitter”のClubhouse、記者が体験 ディープな話や本音が聞けた
音声版Twitterとも呼ばれる「Clubhouse」(クラブハウス)。記者も体験してみた。 - Clubhouseなのに全員無言!? もくもくと作業する人をつなぐ使い方がリモートに最適
話題の音声チャットでなんだか変な部屋ができてる……。これでした。 - Clubhouse、中国で利用できなくなる 当局が規制か
音声SNS「Clubhouse」が中国で利用できなくなったようだ。当局による規制が入ったとみられる。 - (たぶん)日本初、Clubhouseで決算説明会 東証1部・GMOペパボが開催 「社長がきのう突然……」
音声SNS「Clubhouse」で、東証1部上場企業・GMOペパボの決算説明会が開かれる。「社長がきのう突然、Clubhouseでやろうと言い出して……」と担当者は困惑気味だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.