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ジャック・ドーシー氏、ビットコイン開発ファンドにラッパーのJay-Zと500ビットコイン出資
TwitterとSquareのCEO、ジャック・ドーシー氏がラッパーのJay-Zとともにビットコイン開発支援ファンド「Btrust」を立ち上げ、500ビットコイン(約25億円相当)出資した。まずはインドとアフリカにフォーカスする。
米Twitterと米SquareのCEOを務めるジャック・ドーシー氏は2月12日(現地時間)、ラッパーのJay-Zと共同でビットコイン開発促進を目的とするファンド「Btrust(Bはビットコインの通貨記号)」を設立するとツイートで発表した。2人で500ビットコイン(本稿執筆現在のレートで約26億円相当)を出資したとしている。
ドーシー氏は、このファンドには2人ともいっさい口出しせず、まずはアフリカとインドにフォーカスすると語った。現在ファンドの取締役を3人募集しているとして応募フォームをツイートに添付した。
ドーシー氏はたびたびアフリカとインドを訪れており、一時期はアフリカに住むことも検討していた。
米Quartzの昨年12月18日付の記事によると、ナイジェリアは過去5年間のビットコイン取引量で米国に次ぐ2位という。
ドーシー氏は以前からビットコインを高く評価しており、自身のTwitterのプロフィールにも「#bitcoin」と表示している。同氏が経営するSquareは2019年、ビットコイン開発支援のための非営利部門Square Cryptoを立ち上げ、昨年10月には53億円相当のビットコインを購入した。
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