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Tesla、15億ドル相当のビットコイン購入 将来的にはビットコインでの車購入可能に
Teslaが15億ドル(約1580億円)相当のビットコインを購入したと発表した。現金のリターンをさらに多様化、最大化する方針の一環。将来的には「当社製品の支払い方法としてビットコインの受け入れを開始する予定」だ。
イーロン・マスクCEO率いる米Tesla Motorsが1月に15億ドル(約1580億円)相当のビットコインを購入していたことが、2月8日(現地時間)に同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書で明らかになった。
Teslaは「現金のリターンをさらに多様化、最大化する」方針の一環として、「ビットコインに総額15億ドルを投資した。(中略)当社製品の支払い方法としてビットコインの受け入れを開始する予定だ」としている。提出文書によると、同社が2020年末時点で保有する現金は190億ドルだった。
この発表を受け、ビットコインの価格は一時前日比で約16%上昇し、最高値を更新した。
マスク氏は1月末に自身のTwitterのプロフィールに「#Bitcon」を追加(現在は削除されている)したり、2月4日から暗号通貨「Dogecoin」を推奨するツイートを投稿したりしており、こうした行為が暗号通貨の価格変動に影響しているとみられる。
同氏は2018年、TwitterでTesla株の非公開化を検討しているとツイートしたことでSECから証券詐欺罪で提訴され、マスク氏の取締役会長退任と罰金支払いで和解した。
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