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新型コロナワクチン接種のビル・ゲイツ氏長女「残念ながら父の才能チップは移植されなかった」と投稿
「ビル・ゲイツが開発している新型コロナのワクチンは、実は人々の思考を監視するためのマイクロチップを移植するためのものだ」などの陰謀論が一部で広まる中、ゲイツ氏の長女で医学生のジェニファーさんがワクチン接種報告Instagramで、チップは入っていなかったと書いた。
米Microsoftの共同創業者でワクチン推進派のビル・ゲイツ氏の長女、ジェニファーさん(24)は2月12日(現地時間)、自身のInstagramで新型コロナのmRNAワクチンの1回目の接種を完了したと報告した。その“追伸の追伸”で「悲しいことに、ワクチンは父の天才的な才能を私の脳に移植してはくれませんでした。mRNAにその力があれば!」と記した。
ビル・ゲイツ氏は自身の慈善団体メリンダ&ビル・ゲイツ財団で10年以上にわたってワクチンの普及に努めており、新型コロナウイルス対策に関しても多額の寄付を行っている。これに対し、同氏がワクチンに監視用のマイクロチップを潜ませており、ワクチンを摂取するとそれを移植されてしまうといういわゆる陰謀論が一部で広まっている。
ジェニファーさんの投稿は、そうした陰謀論を踏まえたものだ。ジェニファーさんはスタンフォード大学で理学士を取得し、マウント・サイナイ・アイカーン医科大学で医学士を取得。現在は同大学で医師を目指している。
「ワクチン接種のチャンスが来たら、自分自身と家族のために接種を検討することを強く勧めます。接種を受ける人が多いほど、私達のコミュニティーはより安全になります」と接種を呼び掛けた。
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