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富士通、クラウド運用の電力を100%再生可能エネルギーへ 2022年度までに
富士通は、同社のクラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」の運用に必要な電力の全てを、2022年度までに再生可能エネルギー由来にする。
富士通は2月15日、同社のクラウドサービス「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」(FJcloud)の運用に必要な電力の全てを、2022年度までに再生可能エネルギー由来にすると発表した。
同社はこれまでも国内のデータセンターで、外気による機器の冷却やAIを活用した空調制御を行い、消費電力を削減してきた。今後はこれに加え、再生可能エネルギーへの移行を進めることで脱炭素化を目指す。
同社は18年に国際NGOThe Climate Groupが運営するイニシアチブ(RE100)に参加。富士通はグループ内における再生可能エネルギー由来の電力使用を2050年までに100%とすることを目標としている。
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