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「ヤフオク!」と「PayPayフリマ」が置き配に対応 非対面の配送を強化
ヤフーが「ヤフオク!」「PayPayフリマ」が置き配に対応すると発表。対象はヤマト運輸と共同で提供している「ヤフネコ!パック」。
ヤフーは2月24日、ネットオークション「ヤフオク!」とフリマアプリ「PayPayフリマ」が置き配に対応すると発表した。ヤマト運輸と共同で提供している「ヤフネコ!パック」での配送が対象。ヤフオク!ではすでに提供を始めており、PayPayフリマは3月1日に対応する予定。
ヤフオク!では取引の成立後、出品者が商品を発送すると、ヤマト運輸が落札者にメールを送信。落札者は、メールに記載されたURLから受け取り場所を選べる。置き配の申し込みは、落札者が届け先住所を入力する際に受け付ける。
PayPayフリマの場合、置き配の申し込みはユーザーが商品を買う際に受け付ける。どちらの場合も、荷物の置き場所は玄関ドアやガスメーター前、車庫などから選べる。
非対面での配送を強化する他、再配達を減らすことが目的。ヤフーは2020年に「ZOZOTOWN」「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」などのECサイトでもヤマト運輸と協力して置き配を導入している。
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