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アーバンリサーチの公式ECサイトに不正アクセス 会員情報約32万件が流出した可能性
アーバンリサーチが、同社のECサイトが不正アクセスを受け、31万7362人分の会員情報が流出した可能性があると発表。クレジットカード情報について流出の恐れはないとしている。
アパレル事業を手掛けるアーバンリサーチ(大阪市)は3月10日、同社のECサイトが不正アクセスを受け、31万7362人分の会員情報が流出した可能性があると発表した。
流出した可能性があるのは、サイトに会員登録していたユーザーの住所、氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日、会員IDなど。3月8日にサイトへの不正アクセスを確認し、調査を行ったところ、実際は7日夜から8日昼にかけてアクセスされていたことが分かった。クレジットカード情報について流出の恐れはないとしている。
すでに不正アクセス元のIPアドレスは遮断済み。個人情報が流出した可能性のある会員への案内や、個人情報保護委員会への報告も完了しているという。今後は不正アクセスの監視体制を強化して再発防止に努めるとしている。
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