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メルカリ、ユニクロ製品の転売対策に本腰 ファーストリテイリングと発売時期などを共有
メルカリと「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングと包括連携協定を締結。新商品の発売時期などを事前に共有し、高額転売への対策に取り組む。
メルカリは3月18日、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングと包括連携協定を結んだと発表した。新商品の発売時期などを事前に共有し、ファーストリテイリングの権利を侵害する出品や高額転売への対策に取り組む。
ファーストリテイリングは新商品の発売時期に加え、商品の画像などをメルカリに提供。ユニクロの広告画像などを無断で使った出品物や、高額転売への注意喚起をWebサイト上で行う。メルカリは受け取った情報を基に、ファーストリテイリングが新商品を発売するタイミングで、スマートフォンアプリや公式ブログ上で同様の注意喚起を行う。
メルカリでは、ユニクロ商品の出品・購入数が3年連続で全ファッションブランド中最多になるなど、ファーストリテイリングの製品が多く流通しているという。2社は今回の協定を通し、ユニクロ製品の購入者やメルカリのユーザーが、より安全に買い物できる環境の構築を目指すとしている。
ユニクロでは、3月19日にファッションデザイナーのジル・サンダー氏とコラボレーションした商品「+J」(プラスジェイ)の新たなラインアップを発売予定。20年11月に発売したラインアップは、2万4900円(税別)のコートが約10万円でメルカリに出品されるなど、高額転売が相次いでいた。
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