ニュース
KDDI、新料金「povo」のオプションをユーザーと共同開発 業務委託契約を検討、専用施設も用意
KDDIが、スマホ向け新料金プラン「povo」のオプションを、ユーザーと共同開発する「povo lab」を5月に始める。東京・虎ノ門の事業拠点に専用施設もオープン。ユーザーの意見をサービス開発につなげる狙い。
KDDIは3月22日、スマートフォン向け新料金プラン「povo」のオプションを、ユーザーと共同開発するプロジェクト「povo Lab」を5月に始めると発表した。プロジェクト発足に合わせ、東京・虎ノ門の事業拠点に会議などを行う専用施設もオープンする。ユーザーの意見をサービス開発につなげる狙い。
プロジェクトでは、オプションを開発する「povo Power User Program」とその検証を行う「povo Business Partner Program」という取り組みを実施。povo Power User Programでは、オプションの開発に向けた市場調査やアイデア出しをユーザーで共同で行う。
povo Business Partner Programでは、ユーザーが出したアイデアの検証を、povoを共同開発したシンガポールの通信会社Circles Asiaなどと協力して行う。参加ユーザーの募集は4月をめどに始める。報酬の有無や、ユーザーと業務委託契約を結ぶかどうかは検討中という。
povoは、月20GBのデータ容量を2480円(税別、以下同)で提供するプラン。3月23日に開始する予定で、ベースとなる通信プランに「通話かけ放題」(月額1500円)などのオプションを自由に加えられる「トッピング」というサービスを特徴としている。
関連記事
- 「さよならau」から一転……KDDIの新プラン「povo」はおおむね好評 その強みとは?
KDDIが新プラン「povo」(ポヴォ)を発表。1カ月前に発表したプランは不評で、「さよならau」などのワードがTwitterトレンドに入ったが、povoはおおむね好評だ。このプランの強みは何なのか。 - auの新料金「povo」は3月23日提供 ahamoに追従し「家族割プラス」も仕様変更
KDDIが、スマートフォン向け新料金プラン「povo」を3月23日から提供すると発表。家族割の仕様も一部見直し、2021年夏までにpovoを契約したユーザーも“家族”としてカウントする。 - どこが勝ち抜く? 携帯3社の“2980円競争” 各社の新料金プランを比較
KDDIが「povo」を発表し、携帯3社の新料金プランが出そろった。「横並び」とも称される各プランの違いを分析し、競争を勝ち抜くのはどのプランか考察する。 - KDDI、月2480円で20GBの新プラン「povo」 5G通信も対応 「3キャリアで最安値目指した」
KDDIが、月間のデータ通信容量の上限が20GBの新プラン「povo」を発表。月額2480円(税別、以下同)で3月から提供を始める。 - ahamoが値下げ、月額2980円→2700円に 「povoやLINEMO受け見直し」とドコモ
NTTドコモが、携帯料金の新プラン「ahamo」の値下げを発表。これまでは2980円(税別、以下同)としていたが、2700円に変更する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.