ニュース
LINEがリモート占いサービス コロナ禍で急増の“占い需要”に対応
LINEが、ビデオ通話で占いを受けられるサービスを6月に始めると発表。コロナ禍を機に、既存の占いサービスの売上が伸びたことから、新サービスを投入し利用拡大を狙う。
LINEは4月12日、ビデオ通話で占いを受けられるサービス「LINE 対面占い」を6月に始めると発表した。コロナ禍を機に、電話やチャットで占いを受けられる「LINEトーク占い」など、既存の占いサービスの売上が伸びたことから、新サービスを投入し利用拡大を狙う。
新サービスはPCやスマートフォンのWebブラウザ上で提供する。ユーザーは全国の占い施設から話を聞きたい占い師を検索。選んだ占い師にビデオ通話で悩みなどを相談できる。占い師には売上の一部を分配する。参加する占い師や利用料などは後日発表する。
LINEによれば、LINEトーク占いは2020年4月の緊急事態宣言以降、売上が上昇し、21年1〜3月の売上は前年同期比2.4倍になった。16年のサービス開始以来、最高の売上を記録したことから、新しい占いサービスの提供を決めたという。
LINEは今後、LINEトーク占いでも、ビデオ通話を活用した占いサービスを提供する予定。LINE 対面占いとは、別の占い師の話を聞けるようにして差別化するとしている。
関連記事
- 秋葉原などのメイドカフェ、ビデオ通話でリモート接客 約60店舗でスタート
東京・秋葉原などのメイドカフェが、リモートでの接客を開始。当初は秋葉原・大阪・名古屋エリアの約60店舗に対応。ユーザーは専用サイトで店員を選び、ビデオ通話などで会話できる。 - 接客中にパンツ脱ぐ客も……ハプニングもあるが人気の「Zoomキャバクラ」 店主と嬢の波乱の自粛期間
4月にオープンし、ネットやメディアで話題の「ズムキャバ」。Zoomを使って女性店員がリモート接客するキャバクラだ。変わった性癖の客が現れるハプニングもあるが、新型コロナウイルスの影響で仕事が減った“キャバ嬢”が活躍しているという。創業者のAさんと店員のMayuさん、楓さんに、波乱に満ちた日々のエピソードや売り上げを得る工夫を聞いた。 - 六本木のガールズバー、リモート接客を開始 新型コロナの影響をアイデアで打破 自粛ムードの「気分転換に」
六本木のガールズバー「RUTILE」(ルチル)がリモート接客を開始。カウンター席に置いた端末を介して、客とバーテンダーの女性がおしゃべりを楽しめる。客の良い気分転換になっているという。 - 目指すは“メイドの働き方改革” 「バーチャルメイドカフェ」開発の背景とは
2020年11月にオープンした「バーチャルあっとほぉーむカフェ」。開発の背景にはメイドの働き方や、客層の拡大といった目的があるという。サービス立ち上げの狙いを開発元に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.