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VMware、ゲルシンガーCEOの後任にCOOのラグー・ラグラム氏を指名
1月にIntelにパット・ゲルシンガーCEOを引き抜かれたVMwareが、次期CEOにクラウド関連担当COO(最高執行責任者)のラグ・ラグラム氏を指名した。同社は第4四半期にDellからスピンアウトする計画だ。
米Dell Technologies傘下のVMwareは5月12日(現地時間)、1月に米Intelに引き抜かれたパット・ゲルシンガーCEOの後任に、プロダクト&クラウドサービス担当COO(最高執行責任者)のラグー・ラグラム氏(57)を指名したと発表した。
同社はゲルシンガー氏の退任以来、CEO候補を審査していた。ラグラム氏は6月1日付で新CEOに就任する。
Dell Technologiesは4月、VMwareのスピンオフを発表した。取引は第4四半期(10〜12月)に完了の見込みだ。
VMwareの会長を務めるマイケル・デル氏は発表文で「ラグー(ラグラム氏)がCEOに就任するのが楽しみだ。ラグーは今、VMwareの未来を設計する立場にあり、顧客とパートナーがマルチクラウドの世界でデジタルビジネスを加速するのを支援している」と語った。
ラグラム氏は1996年に米Netscapeでの製品管理ディレクターからキャリアをスタートし、VMwareには2003年入社。2016年から現職を務めてきた。
VMwareはまた、カスタマーオペレーション担当COOを7年務めたサンジャイ・プーネン氏が個人的な理由で退社することも発表した。
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