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ヤフー、不妊治療で1年まで休職可能に 男性・未婚もOK
ヤフーは、不妊治療のために最長1年間、無給で休職できる制度を導入した。性別や既婚・未婚にかかわらず取得できるという。
ヤフーは6月2日、不妊治療のために最長1年間、無給で休職できる「プレグナンシーサポート休職制度」(不妊治療休職制度)を導入した。性別や既婚・未婚にかかわらず取得できるという。
会社員として勤務しながら不妊治療を続けるのは簡単なことではなく、治療が長引いて退職を選ぶ女性も少なくない。
ヤフーは、不妊治療を希望する従業員が、業務との両立が難しくなった場合に、最長1年間の休職を認めることにした。1年で3回以内なら分割して取得でき、休職から数カ月後に復職し、再び休職するといったことも可能だ。
対象は、Yahoo! JAPAN原籍の正社員・契約社員・嘱託社員約7900人。
また新たに、人事労務担当者と看護スタッフで構成する、不妊治療専用の相談窓口を設置。「心身ともに最高のコンディションで業務に取り組める企業を目指す」としている。
ヤフーは、週休3日制をいち早く導入したり、新型コロナワクチンの接種を就業時間に含むと他社に先駆けて発表するなど、福利厚生に力を入れている。
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