フェンシングの剣を操り、美少女リズムゲープレイ……DNP「スマートeスポーツ」
DNPがスポーツ体験コンテンツ「スマートeスポーツ」開発。フェンシングの剣を競技と同様な動作で操ることでリズムゲームをクリアする、といったプレイが可能。
大日本印刷(DNP)は7月8日、競技とゲームを融合させたスポーツ体験コンテンツ「スマートeスポーツ」のサービスを始めると発表した。フェンシングの剣にセンサーを装着し、競技と同様な動作で操ることで、リズムゲームをプレイする、といったことができる。
各競技の選手やコーチなどがスポーツ力学に基づいて監修しており、初心者のスポーツ体験から、選手の本格的な練習までカバーする。
ディスプレイと、センサーを取り付けるターゲット(的)、競技器具があれば利用できる。ゲームの指示と音楽に合わせて競技の動きを行い、リズムにあった正しい動きをすると評価される。ゲームには、美少女リズムゲーム「MUSEDASH」を採用した。
まずフェンシングとボクシングのコンテンツを提供する。フェンシングは、専用の柔らかい剣またはフェンシングの競技器具である電気剣を使う。ターゲットセンサーは、ダミーターゲットや、ターゲット用の剣に取り付ける他、人(対戦相手)が着用することもできる。公式種目のフルーレ・エペ・サーブルの3種目に対応した。
「スマートeボクシング」はセンサーを付けたボクシンググローブを着け、サンドバッグにセンサーを巻き付けて行う。
今回、元プロボクサーで第29代WBC世界バンタム級王者の山中慎介さんと、ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀メダリストの三宅諒選手を「スペシャルアンバサダー」に迎えて、サービス提供を始める。
体育施設、スポーツクラブ、スポーツ選手の育成組織、教育や医療現場、自治体等などへの提供を予定している。
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