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Googleドライブの「バックアップと同期」ユーザーは9月末終までに「パソコン版Googleドライブ」に移行する必要あり
Googleが「Googleドライブ」のファイル同期サービス「バックアップと同期」と「ドライブファイルストリーム」を統合し、「パソコン版Googleドライブ」とする。「バックアップと同期」には10月1日からログインできなくなる。移行方法についてはまもなく説明がある見込み。
米Googleは7月12日(現地時間)、「Googleドライブ」のファイル同期サービス「バックアップと同期」を「パソコン版Googleドライブ」に移行するスケジュールを発表した。9月末には「バックアップと同期」が使えなくなるので、利用している人は注意が必要だ。
「バックアップと同期」は、2017年にWindowsおよびMac向けに、それまで提供されていた「Googleドライブ」アプリと「Googleフォトアップローダ」を統合したものとしてリリースされた。Googleは今年2月、この「バックアップと同期」と、やはり2017年にリリースした企業顧客向けツール「ドライブファイルストリーム」とを「パソコン版Googleドライブ」という単一の同期クライアントに統合すると発表した。その際に、「バックアップと同期」ユーザーは「パソコン版Googleドライブ」に移行する必要があると予告していた。
移行のスケジュールは以下のとおり。
- 7月19日から:「バックアップと同期」上で、移行のためのガイドが表示されるようになる
- 8月18日から:まだ移行していないユーザーに、移行を促す通知を開始
- 10月1日:「バックアップと同期」にログインできなくなる。同期を続行するには、「パソコン版Googleドライブ」への移行が必須になる
移行の方法は「パソコン版ドライブを使用できるようになった時点でお知らせいたします」としている。
「バックアップと同期」と「パソコン版Googleドライブ」の機能の違いは以下のとおり。
企業顧客の管理者向け情報は公式ブログを参照されたい。
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