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脳波で動く”ネコ耳カチューシャ”、9年ぶりに新モデル 「ニャー」と鳴く新機能も
ニューロスカイが、脳波に反応して動くネコ耳型カチューシャ「necomimi」新モデルを販売するクラウドファンディングを開始。2012年に発売した初期モデル以降、9年ぶりの新モデルという。支援額は1万1880円から。
脳波計の製造などを手掛けるニューロスカイ(東京都中央区)は7月14日、脳波に反応して動くネコ耳型カチューシャ「necomimi」新モデルの販売をクラウドファンディングを「Makuake」で始めた。2012年に発売した初期モデル以降、9年ぶりの新モデルという。支援額は1万1880円から。
necomimiはセンサーモジュールを活用し、耳たぶと額から検知した生体信号を基に脳波を解析。「α波」と「β波」という脳波を基に、着用者がどれだけ集中やリラックスしているかを判断し、状況に応じて4つのパターンでネコ耳を動かす仕組み。
例えば脳波を検知すると耳が震え、リラックスしていると耳がくたりと倒れるという。新モデルは、バッテリーを変更し小型軽量化。着用者が集中した状態になると「ニャー!」、リラックスした状態になると「ゴロゴロ」と鳴き声がする新機能も搭載した。
ニューロスカイは「プロトタイプの提供を終了した後も、新モデルを望む声が相次いでいた」として、9年ぶりのnecomimi新モデル開発を決めたという。15日午後7時半時点の支援額は、50万円の目標に対して約115万円。
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