ニュース
「地元の釣り場情報」を300円から出品可能 魚釣りの情報売買サービス、東北新社が立ち上げ
衛星放送事業の東北新社が、魚釣りの情報を売買できるフリマサービス「釣りマ!」の提供を始めた。個人の釣り人同士で売買するためのサービスで、売り手は自分が持つ情報を300円以上で出品できる。
衛星放送事業を手掛ける東北新社(東京都港区)は8月3日、釣り情報を売買できるフリマサービス「釣りマ!」の提供を始めた。個人の釣り人同士で情報を売買でき、売り手は自分が持つ釣り情報に値段を設けて出品できる。設定価格は300円からで、上限はない。買い手はクレジットカードか、サービス内ポイントで購入できるという。
地元の人だけが知っている釣り場情報や、大物を釣った道具の情報など、釣りを楽しむ情報なら何でも売買していいという。「駐車場の場所」や「釣った魚を料理してくれる店」などの情報も取り扱える。買い手は欲しい情報をリクエストすることも可能。当初の情報の対象範囲は関東と関西、九州、沖縄まで。順次全国に拡大していく予定。
「釣りが猛烈に好きな社員のアピールがあった」
衛星放送を事業の軸とする同社が、なぜ情報のフリマサービスを始めたのか。同社は「釣りが猛烈に好きな社員のアピールもあり、サービスの立ち上げに至った」と説明。「世に出回ることが少なかった詳細な釣り情報のシェアを活性化させることで、良い釣果を得られる釣り人を増やしたい」とコメントした。
今後はユーザー同士が交流できるコミュニティー機能なども実装予定とし、ユーザーの動向に合わせて、随時サービスを拡張していくという。
関連記事
- 「ズゴック」疑似餌になる 釣り具メーカー「ジオン驚異の釣果力」
水陸両用モビルスーツ「ズゴック」のワーム(疑似餌)が登場。5本で990円(税込)。 - チヌ→クロダイ、カサゴ→ボッカ──魚の「地方名」と「標準和名」を自動変換 産地と食品スーパーの取引アプリに新機能
産地と食品スーパーの取引アプリ「みらいマルシェ」を提供するみらいマルシェは、魚の「地方名」と「標準和名」をデータベース化し、同アプリ内で魚の名前を買い手向けや売り手向けに自動変換する機能を追加したと発表した。 - シーパラで「あつ森」コラボ ゲーム中の魚など100種以上を展示
横浜・八景島シーパラダイスが、Nintendo Switch向けゲーム「あつまれ どうぶつの森」とコラボレーションし、ゲーム中に登場する100種以上の魚や“海の幸”を展示する。 - 東北新社の認定取消で明るみに出た「使われぬ電波」 影響わずか700人、4K向け“左旋”放送の意味を問う
首相長男による接待問題で露見した東北新社の資規制法違反。これで明らかになったのは、あまりにユーザーが少ないBS局の存在だった。 - 東北新社の衛星放送事業、5月に認定取り消し 外資規制違反で
総務省が東北新社の子会社「東北新社メディアサービス」の衛星放送事業の認定を5月1日付で取り消すと発表した。放送法で定められた外資規制違反に伴う措置。総務省は同社に対し、取り消しに伴う受信者への周知を要請している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.